\\ 総合科学教育研究センター 坂本美恵子先生のおすすめ図書 //
書名:算数の天才なのに計算ができない男の子のはなし : 算数障害を知ってますか?
著者:バーバラ・エシャム(文 )、マイク&カール・ゴードン(絵 ) 出版社:岩崎書店, 2013
🔻推薦文
主人公マックスが登場する絵本を紹介します。マックスは小学3年生で計算が苦手です。先生が九九のテストで解答の速さを競わせるごとくタイマーを使い始めたことで、一層計算が苦手になりました。マックスは練習してもうまくできずにフリーズしてしまい、覚えたはずの九九は頭から消え、テストになると「2×3」のような簡単な計算ができません。そんなマックスのことを馬鹿にし、いじめるクラスメートもいます。ある日、マックスと両親は学校に呼び出されます。マックスは、算数ができないことを咎められるに違いないと思いましたが…。マックスのノートを拾ったある先生が、マックスは「代数」が得意であり、数学の理解力がずば抜けていると述べ、数学オリンピックのメンバーに招待してくれました。計算が苦手=数学が苦手とは限らないのです。絵本の最後にはエドワード・ハロウェル博士からのメッセージが書かれています。最善の教師とはどんな人のことを言うのか、博士の言葉も併せて読んでみて下さい。
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\\ お知らせ //
一日一書の作品が変わりました!
連休明けもよろしくお願いします😀 pic.twitter.com/EokShqcvVb— 秋田県立大学附属図書館(秋田キャンパス) (@akic_lib) May 6, 2025